Myuty-Chic株式会社

Sustainable Beauty

美容・健康業界において、次世代ソリューションとなっている環境との関わり。サステナビリティ、生物多様性、SDGsなど、“オーガニック”だけにとどまらないサステナブルソリューションやソーシャルディベロップメントを提唱するため、当コンテンツコラム執筆者である長井美有紀が厳選する、美容健康業界における事例から解決のヒントを提供していきます。


サステナブル・ビューティー事例・解説

独自調査や取材などに基づき、長井美有紀が厳選したサステナビリティ事例やトピックスを紹介します。(*引用・転載禁止)

脱炭素社会実現にむけて
(2019年8月22日公開)
昨今のサステナビリティにおけるテーマの一つとして、低炭素社会の実現があります。プラスチック問題ばかりがフューチャーされているので意外と見逃されているのですが、実は気候変動も優先的な課題です。もはや低炭素から「脱炭素」が重要視されており、国内でも環境省など官省が主体となって取り組みを行っています。
美容健康業界では、フード業界の分野でオーガニックヨーグルトのトップメーカーが脱炭素に向けたイニシアティブを公開しています。Stonyfield Organic(米国)は、2030年までに炭素排出量を30%削減を掲げました。このイニシアチブにより、年間70,000トン以上の炭素を大気から削減できる可能性があります。Stonyfieldの脱炭素への取り組みは、サステナブル生産をかなり網羅しており、農業では土壌の管理から、エネルギー、廃棄物、包装、および物流の分野にまでわたります。つまり、サステナブル生産のモデルと言えるでしょう。

国内ナチュラル&オーガニックコスメの環境配慮
(2019年6月5日公開)
ナチュラル化粧品を展開しているR.B.G社では、4月より新コスメブランド「エフェラル」を市場投入。バイオマスボトルを採用し、人にも環境にもやさしいブランドメッセージを発信しています。


“スーパーフード”業界に広がる持続可能な調達への取組み
(2019年5月29日公開)
“スーパーフード”でお馴染みのNexira社では、同社の主要成分の3種において、持続可能な調達への取組みについて公開しています。主要成分3つとは、アカシア繊維・サボテン・バオバブ。特にバオバブは、 アフリカの象徴であり、「アフリカの命の木」とも呼ばれています。 現在も有機認証を受けたバオバブのスーパーフルーツパウダーを提供し、強力なサプライヤパートナーシップのおかげでアフリカで持続的に調達されています。


化粧品・日用品業界における次世代パッケージソリューション
(2018年12月10日更新)

昨年の花王のオープンイノベーションの中に、パッケージリサイクルがあった。容器にバージンプラスチックを使用せず、再生プラスチックの比率を高めていくというものだ。このような取り組みは、日用品・トイレタリー業界から中心に始まり、その企業が展開する化粧品ブランドにも採用するという流れが多くある。海外でも、大手流通や小売店などで再生プラスチックを採用した製品のニーズが兼ねてから高まっており、むしろ先進だ。化粧品業界にも製品にもよるが、パッケージ改革は確実に来ると思われる、ある種の産業革命になるのではないだろうか。

兼ねてより、化粧品業界ではプラスチックパッケージをリサイクルできないというのが大きな問題だった。グローバル化粧品業界では、年間1200億ユニット以上のパッケージが生産されているという(2017年データ:Zero Waste Report参考)。こういった内容が、海外では女性誌などの消費者向けメディアでも多く取り上げられており、最近では日本でも少しずつ見られるようになり、非常に身近な問題として注目されている。
2017年にはすでにグローバルにサステナビリティへの取り組みが行われている。企業独自のリサイクル・イニシアティブを設立して製品に還元するほか、コンベンショナルコスメブランドでのサステナブル原料への見直し、100%パッケージリサイクルなどが行われている。

■欧州化粧品ブランドのサステナビリティ取組み事例・・・Free Download


化粧品業界のSDGs投資とソーシャルビジネスへの可能性
(2018年4月30日公開)

世界的にサステナビリティを追及することが先進と言われる時代、SDGs投資やESGというキーワードが各業界で言われるようになってきた。SDGsは「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載の2030年までの国際目標で、ESGとは「環境」(Environment)・「ソーシャル」(Social)・「ガバナンス」(Governance)に関する生産消費活動を推し進めるものである。近年、化粧品業界でも少しずつ進展が見られるようになってきたが、この流れは、兼ねてより長井美有紀が『革新的ビューティー論』として注目してきたテーマの一つでもある。化粧品業界では、当初は環境配慮が難しい分野とされてきたが、ナチュラル&オーガニック製品の台頭、「環境配慮型」製品の投入により、一般に浸透してきた。特にヨーロッパなどの先進国では、あえて言及するものではない、むしろ一般的なコーポレート・ブランド施策となっている。世界のみならず日本でも、既に他業界では、既にそれぞれに相応しい形でSDGs投資が進んでおり、中長期的とはいえ、SDGs投資・ソーシャルビジネスを推奨している企業は、売上が緩やかに伸長しているという。 化粧品業界の動向を見てみよう。先述の、ナチュラル&オーガニックであること、生物多様性を考慮した原料調達や植物幹細胞の培養、加工時の工業廃水や土壌汚染への配慮など「環境配慮型」製品であるかというのは、もはや“先進”ではなく当たり前の施策だ。
テクノロジー×サステナビリティを提案する原料メーカーのハネウェルでは、消費者にとってより安全でかつ環境負担が少ない、エアゾールスプレー製品の開発が可能になる「テトラフルオロプロペン」を提供。一般的なエアゾールスプレー製品では、もともと、LPGのような燃焼性に対する安全への心配、またCO2排出など言われてきたが、このような製品ジャンルで環境テクノロジーを駆使した原料は目新しい。また、テクノロジー×サステナビリティといったコーポレートブランディングも、美容マーケティングにおいては先進的な取り組みである。
日本企業では、自然派洗剤を展開するサラヤの新事業が目新しい。同社は、ホホバオイルの原料生産ならびに採集におけるソーシャルビジネス投資を2018年から行っており、採集された原料は今後化粧品開発に用いられる。国内の化粧品メーカーなどでは、ここまでのSDGs投資はとても珍しく、まだまだ未開拓な市場と言える。国内ではこれを契機として、各社で新規事業の一環としてのSDGs投資が進むとみられる。日本企業のモノづくり精神とSDGs投資により、今後世界へのさらなるアピールポイントになっていくのではないだろうか。
また、消費者が行えるSDGs支援方法とは、こういった製品を購入すること、またそれをシェアしていくことでもある。当社でも兼ねてから消費者への普及活動は実施しているが、企業側もSDGsに関連したアピールだけでなく、根本となる考え方を提案していくべきである。企業・消費者が一体となって、生産・消費活動を行う社会が望ましい。

フランスの カスタムメイドスキンケアブランドCODAGEでは、ナチュラル&オーガニック製品であるのはいうまでもなく、SOL(農業・天然資源・生物多様性の保護を目的とする国際的環境営利団体)による「Biofermes」プロジェクトをサポートし、生物多様性の保護や回復、農業への還元を支援している。化粧品業界における新しいCSR活動と言える。


Myuty-Chicが提供するサステナブルソリューション

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